世界の社窓から

外での「トイレ」どうしてます?

最近、ウォーキングがてら徒歩でお店に赴く店主ですが、ウォーキングしていると必ず問題になるのがトイレ。特に冬、公衆トイレは冬季休業で利用できない所が多い。仕方ないですよね・・・通常のメンテ以外に凍結防止や除雪なんかの作業があるので維持が大変なのかな・・・やっていないのは当然だと思って、夏使っていたトイレを見てみると、やってる!なんと除雪もされている、非常に感動して写真まで撮ってしまった始末。

なんとも、ありがたいトイレ様。

そんな感動的な出会いをして、そういえば今まで経験した公衆トイレってどうだったっけと振り返って見る事に。フランスは駅にトイレはあったものの、屋外には公衆トイレはなっかた。自転車で移動するときは、村にあるレストランに気軽にトイレを借りた記憶がある。そうそう、サイクリングウェアを着ているときは笑顔で貸してくれたけど、荷物もってジーパンでレストランに行ったときは断られたっけ・・・

フランスのガリビエ峠。道路の脇に自転車用のゴミ箱はあるが、トイレはない。

ブラジルはバス停(スタシオン)にトイレがあったな、以外に綺麗で日本のサービスエリアみたいだったっけ。ただ、その場所から歩いて他の場所まで歩くのは危険だった記憶が・・・。カナダや台湾も公衆トイレって見た事ない様な。そう考えると、日本の様に「公衆トイレ」単体で存在しているのは結構レアなんだなと改めて実感しました。

ブラジル パトロシーニョからオーロプレットに移動中に立ち寄ったスタシオン。超きれい。

環境負荷について考える時間が多くなった昨今、歩きや自転車など低速移動手段のルート選択にトイレポイントは結構重要な要素な気がします。コンビニやドラックストアなど無くても、既存の公衆トイレを使える状態にするだけで、固定化していた流れを変えることができるのではと思ったりします。「社会の窓」はもう死語らしいですけど、回り回って「SDGs」でもう一回、日本の誇るべき「公衆トイレ」を見直して見るのも良いのかもしれません。

パリ リヨン駅周辺。下に見えるのはレンタサイクル。公衆トイレがなくても大流行り。

千一珈琲の店主