カフェインレスコーヒー

原産地:インドネシア

産地:スマトラ島

収穫:2015/2016

カフェインレス加工地:ドイツ

プロファイル:

粉の状態ではナッツ香の中にドライフルーツの様な香りが微かにします。液体はカフェインレスとは思えないジューシーさがあります。全体的にバランスがよくまとまっている印象を感じました。

オススメ:

カフェインを控えたいけどコーヒーが飲みたい方にもオススメですが、コーヒーは欠かせないけど、飲みすぎが気になっている方にもオススメです。


店主コメント

【カフェイン】

コーヒーが世の中に出始めた頃は、薬効や覚醒作用が注目されていました。そんな薬効を語る有名なお話にカルディの伝説というのがあります。山羊飼いが普段おとなしい山羊が木ノ実を食べて、夜通し騒ぎまわったことを修道院に相談、修道院は木ノ実の効能を利用して夜の勤めに利用した・・・この頃のコーヒーは今の様に煎って飲んでいたわけではなく、コーヒーチェリーを煮て煮汁を飲んでいたそうです。この様にコーヒーの成分、特にカフェインは、昔から認知されていたコーヒーの主成分です。ただ、カフェインは妊娠中の女性が多量に摂取すると良くないといわれており、敬遠される方も多いです。また、カフェインレス商品はいまいち味がパッとしないのも現状です。

【スペシャリティーなカフェインレスを】

今回ご用意したのは、インドネシア マンデリンG1の豆を液体二酸化炭素に浸け、高圧でカフェインを溶出させて、豆の風味を残しつつカフェインを除去した製品になります。液体二酸化炭素のカフェインレスコーヒーを複数テスト焙煎し、カッピングしましたが、どの豆も産地の特徴を残しており、非常に驚きました。とりわけ、インドネシアのマンデリンをカフェインレス加工した本製品は、バランスが非常に良くどなたにでもオススメできるコーヒーです。


千一珈琲について

通りの奥

山形県鶴岡市の山王通り商店街、ワタトミの裏口にお店はあります。通りから一本入った静かな場所。お店の横には大正時代に建てられた蔵があり、鶴岡の歴史を感じられます。

心の恩師の言葉を胸に

自家焙煎のコーヒー屋さんは、今となっては珍しくありません。店主は「正しい珈琲を多くの人に飲んで頂きたい」との願いから、コーヒー豆専門のお店を静かなここ鶴岡に開きました。

すべては正しい珈琲のために

コーヒー豆の選別、焙煎はもちろん「自分の手」で一つ一つ行います。また、可能な限りコーヒー豆の栽培現場へ赴き「自分の目」で確かめます。