カフェショーに行ってきました

こんにちは千一珈琲 岡部です。

木曜日にカフェ喫茶ショーに行ってきました。カフェショーは主に軽食やお茶などの飲料を中心としたショーで、特に日本茶やお茶のトレンドなどを調査するのに役立つイベントです。特に気になったのは、スティックタイプのリーフ紅茶です。普通、紅茶は茶葉をポットに入れてお湯を注ぐのが一般的です。チャ類の一番難しいところは注ぎ切ることで、ポットにお湯が残っていると、茶葉からエキスが溶出して苦くなることがあります。よく紅茶などは「ゴールデンドロップ」といって最後の一滴まで出すのが良いと言われて、ポットを振るような仕草でいれることを目にする事もあります。この問題や簡単に飲めるように工夫されたのがティーパックで好きな濃度でパックを引き上げれば良いのです。ただ、ジャンピングというようなお湯の中でチャ葉が踊るような事ができないため、茶葉を刻む「ブロークン」というタイプの葉を使うのが一般的です。このスティックタイプはブロークンではないリーフをアルミの容器に入れて、お湯を注いだティーカップでかき混ぜれば良いらしいのです。試飲させていただいた物はとても美味しかったです。パッケージも可愛らしく手軽に本格的な紅茶を味わえるので良いかなと思いました。他にも、チョコレートには欠かせないリファイナーの小型の物や、ブラジルなどコーヒーに合う海外製のお菓子など今後の展開に役立ちそうな物が沢山あり、とても有意義なカフェショーになりました。

この日は8月にブラジルへ研修に行くための打ち合わせの為にコーヒー商社に立ち寄ってきました。ブラジルの収穫期も終盤になりコンテストも一通り終わった中、最後の最後に収穫される地域の豆をカッピングしました。ブラジルらしいナッツやビスケットを連想させるフレーバーではなく、オレンジなど柑橘系のフレーバーが目立つ珍しいロットでみなさまに新しいご提案ができると思い仕入れてきました。近々ご紹介できると思いますので、ご期待ください。

千一珈琲の店主