サンプルコーヒー第六弾

こんにちは、千一珈琲 岡部です。

今日はサンプルコーヒーをご案内します。今回は、世界の主要な銘柄を地域の風味(テロア)を意識して焙煎しました。どうぞお楽しみください。

  • コロンビア ナリーニョ ブエサコ

良質なコーヒーが収穫されるナリーニョ。生豆の状態を確認したところ、非常にグリーンも濃く質の良い豆でした。今回は口当たりとクリーンさを考えて焙煎しました。明るい酸味と甘み、口当たりの良さを実感いただければと思います。

  • タンザニア キリマンジャロ タリメ

タリメはビクトリア湖の近くにあります。最近のタンザニアコーヒーはとかく品質にバラツキがあるとの話をよく聞きます。今回の豆は非常にクリーンでベーリーの風味を強く感じる豆でした。マウスフィールも非常に素晴らしく、きっと満足頂けると思います。午後のコーヒータイムにぴったりだと思います。

  • ブラジル ミナスジェライス プリマベーラ PN

ブラジルの収穫期は1度に大量のコーヒーチェリーを処理しなければならない為、チェリーのまま乾燥されるナチュラルが主ですが、今回の豆はパルパーで果肉などを除去し、乾燥しています。ナチュラルに比べ果肉を除去した後のミューシレージ(糖質)を除去しない為、乾燥作業に手間がかかりますが、非常に風味豊かにクリーンなコーヒーに仕上がります。今回は比較的浅めに焙煎し、朝に飲むコーヒーにと思い焙煎しました。

  • エチオピア イルガチェフェ G−1

特徴的な風味の代表格として、最初にあげられるコーヒーではないでしょうか。ピーチや紅茶を思わせる独特のフレーバは多くの人を虜にしています。特徴を感じていただけるように浅めで焙煎しました。

  • インドネシア マンデリン ビンタンリマ

インドネシアの処理方式で有名なスマトラ方式。特有な処理方式がもたらす風味や豆の見た目は他と一線をかくす存在です。生豆をみた際に感じたことは、非常に豆が揃っていて翡翠のようなか輝きを持っていました。焙煎しても納得な品質でした。マンデリンといえば深煎りが定番です。今回は深煎りの入り口で止めてみました。上質な口当たりと風味を感じていただければと思います。

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千一珈琲の店主