【新豆登場】グァテマラとマラゴジーペ

お待たせしておりました、グァテマラが入荷しました。
今回のグァテマラセレクトは初心に戻り、「グァテマラらしさ」を重視してセレクトしました。かねてから、私の持論である「枯れ味」がよく表れている豆だと思っています。煎りぐあいは「しっかりと中深煎り」にしてあります。余談ですが、高標高のグァテマラの焙煎はある種「戦いながら焙煎」しております。とにかく硬い、なので深く煎りたいが、煎りすぎると途端に味が抜ける印象がとても強いです。なので、結構テストスプーンで確認しながらの焙煎ですが、あまりやりすぎると釜の温度に不安を覚えるので、エイヤ!で釜あげします。ここら辺はまだ私が未熟なのかもしれません・・・。
つぎに、マラゴジーペです。マラゴジーペと聞いて「大粒」と答えられる人はコーヒー屋さんぐらいでしょう。当店の大粒豆はパカマラやジャバニカ、馬面マンデリン、ワハナロングベリーとありましたが、今回はパカマラのお母さん的存在のマラゴジーペです。とにかくでかい!という印象。肝心の味はというと、母の様な包容力のある味わいです。実際、マラゴジーペを探そうとすると、なかなか値段と釣り合うものがないのが現状。今回も目を皿のようにして豆リストから見つけ出しました。アタカ通商さんが現地に赴いているので品質は確かです。ちなみに、クプラも行かれています(2016年に私がブラジルに行った時も行かれていたようで、私はタイミングが合わずグァテマラ視察には行けませんでした。今のなってはとても惜しい思いです・・・)
どうぞ個性豊かな豆をお楽しみください。

千一珈琲の店主