おはようございます。千一珈琲岡部です。今日はモンスーンコーヒーについてです。インドはヨーロッパへ向けて現在もコーヒーを輸出している国と前回お話しました。大航海時代、インドからヨーロッパへの航海中、樽に詰めたコーヒーは嵐の時は塩水を浴び、晴れの日は強い直射日光に晒されるなど、非常に過酷な環境で輸送されていました。当然、豆の品質は変わり、みずみずしいグリーンから黄色味を帯びた色に変化します。このコーヒーは「黄金のコーヒー」と呼ばれる様になり、独特の風味をまとい楽しまれることになりました。現在の輸送技術では考えられませんね。現在のモンスーンコーヒーは乾燥室で水分を含ませた室内で行われてモンスーンコーヒーを再現しています。
次回はインドプランテーションAについてです。